北海道の家づくりデータベース
旭川エリア版(上川・留萌・宗谷)
2026年(令和8年)4月7日(火曜日)

住宅関連の団体や企業が集まり、本道の家づくりに関する情報を広く発信するイベント「ほっかいどう住宅フェア2022」が10月15、16の両日、札幌市の北3条広場と駅前通地下歩行空間の2会場で開かれた。「住まいはミライ!」をテーマに47の団体・企業が出展し、さまざまな取組みや製品をPRしたほか、ステージショーやワークショップなど多彩な催しが会場を賑わせた。連携して住生活月間中央イベントの「住まいフェスin北海道」も同時開催。高円宮妃殿下が両会場を視察し、記念式典に出席した。
初日は午前9時すぎから、開会を記念するテープカットが北3条広場の特設ステージ上で行われた。主催者代表として、ほっかいどう住宅フェア実行委員会の蛯名大也会長、住生活月間中央イベント実行委員会の芳井敬一委員長、住生活月間実行委員会の松野仁会長、来賓代表として国土交通省の清水真人大臣政務官、住宅金融支援機構の毛利信二理事長、都市再生機構の中島正弘理事長、鈴木直道道知事らが登壇。高円宮妃殿下が紅白のリボンにはさみを入れ、関係者の大きな拍手が響いた。

初日に特設ステージで行われたテープカット
セレモニー終了後、高円宮妃殿下は住宅フェスin北海道の展示ブースと北方型住宅PRコーナーを視察。北方型住宅PRコーナーでは鈴木知事と道建築指導課の清水浩史課長が北方型住宅2020基準や新たに示されたゼロカーボンモデルの「北方型住宅ZERO」について説明し、薪ストーブや壁面設置式の太陽光発電パネルなど、北国ならではの脱炭素の手法も紹介した。

北方型住宅PRブースを視察する高円宮妃殿下と鈴木知事(左端)
午前11時からは京王プラザホテル札幌(札幌市中央区北5条西7丁目)で住生活月間と住まいフェスin北海道の第34回合同記念式典が行われた。主催者あいさつ、来賓代表あいさつに続き、高円宮妃殿下が「国民一人ひとりが地球環境に優しく、大切な家族が安心して暮らせる住まいを取得できれば、きっと豊かな住生活の実感に繋がっていく」とお言葉を述べた。
住生活月間功労者表彰では、全国の自治体や住宅関連団体・企業などから国土交通大臣表彰に選ばれた21個人、4団体、住宅局長表彰に選ばれた1個人、5団体に表彰状が贈呈された。本道関係では(一社)全国住宅産業協会理事、(一社)北海道住宅都市開発協会理事長でコスモ建設会長の高山壽雄氏と東川町(上川管内)に国土交通大臣表彰、当麻町(上川管内)に住宅局長表彰が贈られた。

住生活月間功労者表彰を受ける高山氏
北3条広場会場には道産食材の多彩なグルメを提供するキッチンカーが並び、昼時にはおいしそうな匂いに誘われた家族連れなどで賑わった。ステージでは道内出身シンガーソングライターのミニライブが行われ、会場を盛り上げた。人気のご当地キャラクターたちも会場の各所に顔を見せ、記念撮影の輪ができていた。

賑わう北3条広場会場
住宅会社や建材メーカーのPRブースでは、各社の担当者がそれぞれ趣向を凝らして自社の住宅の性能や製品の機能などを紹介。足を止めて説明に聞き入り、カタログやノベルティグッズを持ち帰る人の姿も見られた。かんな掛けや壁塗りなどの体験コーナーも人気で、挑戦者の周りに見物客が集まって興味深そうに作業を見守った。地下歩行空間会場では、道や札幌市、エネルギー関連企業による「ゼロカーボンミライ」コーナーが人気だった。
各ブースに設置されたQRコードをスマートフォンで読み取り、スタンプを集めると景品が当たるビンゴゲーム企画も行われ、ゲーム感覚で会場を行き来する来場客の姿も目立った。
午後からはステージショーや各種セミナーが開かれ、プログラムの開始時間に合わせて各会場に人が集まった。15日は北方型住宅PR大使を務めるタレントの小俣彩織氏とお笑いコンビ・オクラホマの藤尾仁志氏、河野真也氏が、(一社)北海道ビルダーズ協会代表理事の菊澤里志氏、(公社)日本建築家協会北海道支部副支部長の照井康穂氏とトークセッション。北方型住宅をはじめとする高断熱・高気密な住宅を実際に訪れて体験した暖かさや優れたデザインについて熱弁した。

北方型住宅PR大使のトークセッション
16日はタレントの鈴井貴之氏がトークショーを行い、地元の赤平市に建てた通称「水曜どうでしょうハウス」のエピソードにも触れながら、住まいや暮らしに対する考え方を語った。