ワイドスパンわいどすぱん
柱や壁の間隔を広く取り、大きな一体空間をつくる設計手法。
解説
ワイドスパンは、柱や耐力壁の間隔を広くして、開放的な空間をつくる考え方です。大きなリビングや連続する窓を設けやすく、視線が抜けるのが魅力です。北海道では、冬に家族が集まるLDKを広く取りたいという要望に合います。
一方で、構造計画が重要になります。スパンが広いほど梁の強度が必要です。積雪荷重も加わるため、構造計算と適切な材料選定が欠かせません。大開口を設ける場合は、断熱・気密の確保も課題です。窓面積が増えると住宅性能値に影響します。
また、暖房計画も慎重に行う必要があります。広い空間は温度ムラが出やすい傾向があります。全館暖房や空気循環の工夫が有効です。開放感と性能のバランスを取ることが大切です。ワイドスパンは大きな開放感のある住まいになります。高強度の構造体を用いたワイドスパンを特長としている住宅会社、工法もありますので、検討してみましょう。



