家づくりコラム

【北海道ビルダーズ協会】北海道の家は、地元の知恵で強くする。

住環境を守り続ける道内最大の工務店団体

北海道で家を建てるなら、その土地の寒さや雪を知り尽くしたプロに任せたいもの。北海道ビルダーズ協会は、道内の地域工務店や木材事業者など約200社が集まり、北海道の豊かな住環境を守り続けている道内最大の工務店団体です。

「いい家は地元の知恵でつくる」北海道基準の省エネ住宅をリード

北海道には、独自の厳しい省エネ基準「北方型住宅」があります。北海道ビルダーズ協会はこの普及のリーダー的存在であり、最近では二酸化炭素の排出を抑えた「北方型住宅ZERO事業」が国の先導事業に採択されるなど、常に一歩先を行く家づくりを提案しています。「いい家は地元の知恵でつくる」を合言葉に、ただ家を建てるだけでなく、北海道の住宅政策を動かす提言活動を行ったり、地域の安全を守ったりと、私たちの暮らしに深く関わる活動を続けています。

結成のきっかけと歩み

北方型住宅は、北海道の気候や風土に適した高性能で高品質な住宅。北海道ビルダーズ協会は、この北方型住宅を普及・促進するため、2008年に北海道建設部からの呼びかけにより、当時の名称「北方型住宅ECO推進協議会」として結成されました。良好な住環境をつくるために、住宅の建設・供給・設計を行う事業者や関連企業が手を取り合ってスタートしました。

道と連携したまちづくりプロジェクト

工務店が個々で活動するだけでなく、北海道(道)と北海道ビルダーズ協会がタッグを組んで、北方型住宅を建てる先進的なまちづくりに参画。現在進行中のプロジェクトに、「南幌町みどり野きた住まいるヴィレッジ」と「南幌町みどり野ゼロカーボンヴィレッジ」があります。

 

みどり野ゼロカーボンヴィレッジ イメージパース

国にも認められた「北方型住宅ZERO事業」

さらに2025年には、国土交通省の「2025年度サステナブル建築物等先導事業(省CO2先導型)」において、北海道ビルダーズ協会が提案した「北方型住宅ZERO事業」が採択されました。これは、これからの北海道の家づくりが、さらに高いレベルで環境(脱炭素)に貢献していくことを国が証明した大きな一歩です。

 

北方型住宅を建てる

 

「大工を守り育てる」地元の職人技術を未来へつなぐ

家がどんなに優れた設計であっても、それをカタチにする大工さんの腕がなければ、高品質な家は完成しません。しかし、現在の建築業界は「職人の高齢化」「若手不足」「雇用の不安定さ」という深刻な構造的課題を抱えています。北海道ビルダーズ協会は、大工さんが誇りを持てる職業として輝けるよう、団体としてのパワーを活かしてサポートを行っています。

職人の安定と、新人を育てる仕組み

JBN・全国工務店協会と連携し、大工さんが安心して長く働ける雇用環境を整え、「大工の社員化」を進めています。新人大工さんに対しては、毎年、会員工務店が雇用した新人大工を対象に、「ポリテクセンター北海道」を活用した専門的な研修を実施しています。若手の技能向上研修だけでなく、彼らを育てる側の「指導大工」や「経営者」を対象にした、新人大工の育て方セミナーも実施。育てる環境そのものをアップデートしています。

 

ポリテクセンターでの実習

未来の大工さんを増やすイベント

個々の工務店では難しい「職業のアピール」にも積極的です。学生向けの合同説明会を開催したり、小学生など子どもたちが建築の楽しさに触れられるイベントも行っています。

「地域の暮らしを守る」災害時に発揮されるプロの団結力

地震や台風など、いつどこで大規模な災害が起きるか分からない現代において、北海道ビルダーズ協会は「いざという時に地域の命を守る砦」としての役割も担っています。

寒冷地仕様の「木造応急仮設住宅」を建てる体制

北海道ビルダーズ協会は、全国木造建設事業協会の北海道事務局を務めており、道との間で「木造応急仮設住宅建設協定」を締結。一般的な仮設住宅とは異なり、冬の厳しい寒さや雪にも耐えられるよう、「積雪寒冷地に適した断熱・気密仕様」の木造仮設住宅を、地元の工務店と大工の手で迅速に建てられる体制作りに取り組んでいます。

平時からの徹底した「訓練と検証」

災害が発生した際に迷わず動けるよう、訓練を重ねています。2017年に北海道と「木造応急仮設住宅建設協定」を締結。2019年に建設講習会を開催。2021年に道・清水町と連携し、実際のモデル棟を使った実証実験を実施。2025年に木造応急仮設住宅の「配置・外構計画」の実地訓練を開催しました。また、2025年のほっかいどう住宅フェアで、木造応急仮設住宅のモデルを大工たちが組み立てる実演を行い、一般の来場者へのアピールを行いました。

 

ほっかいどう住宅フェアでモデル建設

実際の災害における支援実績

これらの平時からの備えは、実際の災害支援に活かされています。北海道胆振東部地震では、被災地へ駆けつけ、住まいに関する相談業務を実施。その貢献に対し、北海道知事から感謝状を授与されました。能登半島地震では、甚大な被害を受けた石川県輪島市へ、協会の会員企業2社から計13名のプロフェッショナルを派遣。約1ヵ月間にわたり、現地で木造応急仮設住宅の建設活動に尽力しました。

 

能登に派遣した大工さん

【まとめ】北海道に暮らす私たちの心強いパートナー

家を建てるということは、その土地でずっと生きていくということ。北海道ビルダーズ協会は、最先端の省エネ住宅を普及させ、頼れる大工さんを大切に育て、災害時には住まいを守るために真っ先に動いてくれる、私たちの毎日に寄り添うとても心強い団体です。

もし道内で、失敗しない家づくりをしたい、地元の信頼できる工務店を探したいと思ったら、ぜひ一度、北海道ビルダーズ協会の活動や会員企業に注目してみてはいかがでしょうか。

 

■組織概要

組織名 一般社団法人 北海道ビルダーズ協会

本社所在地 〒060-0042 札幌市中央区大通西5丁目11 大五ビル5F

電話番号 011-215-1112

ホームページ https://www.do-ba.net/

 

★こちらの会社も北海道ビルダーズ協会会員です!

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