北海道の家づくりデータベース
室蘭エリア版(胆振・日高)
2026年(令和8年)8月24日(月曜日)
アーキテックプランニング(札幌市)は7月1日、苫小牧市の大型商業施設、イオンモール苫小牧(苫小牧市柳町3丁目1―20)1階に、新たな営業拠点となるイオンモール苫小牧店をオープンした。苫小牧市内のほか千歳市や周辺市町からの集客を図り、パート職員を含め8人体制で従来の注文住宅に加え、新たにリフォームと不動産売買の営業活動をスタートした。
国内に164店舗(6月末現在)の大型商業施設を展開するイオンモール(千葉市)の事業ブランドの一つ、「イオンハウジング」に加盟。新店舗は同ブランドの道内第1号店となる。

イオンハウジングは、住宅会社などの加盟店と直営店で構成し、主に不動産売買やリフォーム事業を展開している。イオン銀行の住宅ローンやイオンの保険、電子マネーWAONポイントの付与など、イオングループと連携したサービスも利用できる。また、イオンハウジングと自社の戸建住宅ブランドを併用した出店も可能で、新店舗もイオンハウジングのブースとアーキテックプランニングのブースに分かれている。
新店舗の延床面積は商談スペースを含めて161.14㎡。このうち平屋モデルハウス(1LDK)が77.75㎡。商談スペースではイオンハウジングの看板を掲げて不動産売買やリフォームの相談に応じ、モデルハウスではアーキテックプランニングとして戸建注文住宅の受注拡大を図る。
同社は苫小牧圏に常設のモデルハウスを持っていないことから、有効な広告手段を模索しており、「イオンのブランド力が新たな集客につながると判断した」(斉藤秀幸執行役員営業統括部長)と加盟の目的を説明した。
また、イオンハウジングの新たな集客方法として「セカンドオピニオン」を開始する。他の住宅会社の見積額を診断したうえで、第二の選択肢として自社の見積額を提示するサービスで、イオンの高い知名度を活用して信頼性と安心感をアピールしていく。斉藤氏は「当社独自の見積作成ソフトを使い、土地の面積などの情報があれば30分ほどで見積書を作成できる。買い物ついでに他社の見積書の持参を呼びかけたい」と新サービスによる受注拡大に期待する。
同社は2018年3月に苫小牧営業所を開設し、同エリアに進出した。北海道住宅通信社の調べによると、同社は2023年に全道で203戸の戸建注文住宅の建築確認を得ており、このうち苫小牧市内は10戸。新店舗の受注目標などは未定だが、斉藤氏は「苫小牧エリアでイオンモールを知らない人はいない。高い集客力を最大限に生かし、まずはこのエリアでの知名度向上を目指す」と意気込みを語った。
新店舗の営業時間は午前9時から午後8時まで、年中無休。