北海道の家づくりデータベース
室蘭エリア版(胆振・日高)
2026年(令和8年)4月7日(火曜日)

北海道職業能力開発促進センター(ポリテクセンター北海道)は6月20日、令和2年度見習い大工研修会の初回講習を開催した。
今年度は4月から実施する予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で2ヵ月遅れのスタートとなった。
研修会には大平洋建業(札幌市)、三五工務店(同)、武部建設(岩見沢市)、エーステック(江別市)、丸三ホクシン建設(石狩市)、キクザワ(恵庭市)の6社から若手大工12人が参加した。
参加した若手大工は働き始めてから数ヵ月から数年。様々なきっかけで大工職人を志し、日々努力を重ねている。
同センターの担当者は「大工は家1棟を建てるすべてを知らなければならない。マニュアルだけではない技術を身につけてほしい」と話し、「将来、育成する側になったとき、この人の指導を受けたいと言われるような職人を目指してほしい」と参加者に呼びかけた。
研修ではカンナの構造や研ぎ方などを学んだ。同センターの指導員は「刃物のキレ、輝きに性格が出る。特にカンナはいちばん繊細。工作機械には鉋仕上げの美しさは出せない。その部分を体得してほしい」と話した。
研修会では、実際の建築現場で使用している材料や資材を使い、施工方法の概要説明を受けながら、現場で行われている仕事の内容を知り、道具の扱い方や木材加工、建て方、断熱気密、ボードの収め方などを取得して、2級技能士レベルの加工技術を身につけるのが目的。
研修会は(一社)JBN・全国工務店協会の大工育成プロジェクトの普及を進める(一社)北海道ビルダーズ協会(武部豊樹代表理事)から見習い大工育成のための研修会立ち上げの要望を受け、ポリテクセンター北海道が育成プログラムを開発した。