北海道の家づくりデータベース
室蘭エリア版(胆振・日高)
2026年(令和8年)4月7日(火曜日)

積水化学工業(東京都)が旧自衛隊札幌病院跡地(札幌市豊平区平岸1条11丁目5番1他)で進めている複合開発「札幌リードタウン平岸ベース」(4万8965.19㎡)の戸建用地(1万1290.43㎡、48区画)の造成工事が完了し、建売住宅の建設が始まった。
名称は「スマートハイムシティ平岸」。48区画のうち注文住宅用地が28区画、建売住宅用地20区画。北海道セキスイハイム(札幌市)が販売代理となり、2月5日に建売住宅の第1期分譲(5戸)を開始した。間取りは4LDKが4戸、5LDK1戸。土地面積は135.37㎡~137.26㎡。販売価格(税込み)は5250万円~5800万円。
注文住宅用地については1月8日に発売した第1期(6区画)が完売し、29日発売の第2期(4区画)も完売予定という。1期と2期を合わせた10区画の平均坪単価は約54万円。今後の販売計画は未定だが、建売住宅の分譲を先行するもよう。
スマートハイムシティ平岸は、サスティナブルな街を目指し、独自に「まちなみデザインガイドライン」を設定している。ポイントは①建物のセットバックや色彩の統一②住民同士の交流を育むスペースの創出③四季折々の景色を豊かに描く④スマート&レジリエンス――の4つ。
①は、各住戸の壁面を道路境界からセットバックしてゆとりのある街区道路とし、住戸前には植栽地帯を設けて開放的な街並みを演出する。住戸の色彩にもベースカラーを設定する。
②は、インターロッキングやセットバックによってセミパブリックスペースを創出。道路境界線から60㎝以上の範囲を共通のレンガで舗装するほか、カーポートの位置についてもガイドラインを設けている。
③は、ゲートや敷地の角にエゾアカマツやナナカマドなどの高木を植えるとともに、道路面に対しては植栽帯を設置する。
④は、全ての住戸に太陽光パネルと蓄電池、HEMSを搭載し、災害時のレジリエンスを確保する。
同エリアでは、入居者から月額5900円程度の管理費を徴収し、セキスイハイムグループの管理会社が街並みなどの管理を担当する。北海道セキスイハイムは「戸建エリアで管理費を集めるのは、道内で初めてではないか」という。
札幌リードタウン平岸ベースでは、商業施設が既に営業を開始しており、1月29日には分譲マンション「ハイムスイート平岸ブランシエラ イースト」のモデルルームがオープン、来場予約の受付けが始まった。2024年には病院も開業する予定。