木造在来工法もくぞうざいらいこうほう
柱と梁で骨組みをつくる、日本の伝統的な木造住宅の構法。
解説
木造在来工法は、柱・梁・筋かいで建物を支える「軸組構法」とも呼ばれる方法です。間取りの自由度が高く、将来のリフォームにも対応しやすいのが特長です。北海道でも広く採用されています。主に工務店が採用していますが、ハウスメーカーは独自工法やプレハブ工法を用いたり、十勝地方など地域によって2×4(ツーバイフォー)工法が主流のエリアもあります。
寒冷地では、構造だけでなく断熱と気密の納まりが重要です。柱と柱の間に断熱材を充填するため、施工精度で性能に差が出ます。気密シートの処理が不十分だと、壁内結露の原因になります。
一方で、大きな開口や吹き抜けを設ける場合は、耐震計画とのバランスが必要です。積雪荷重も考慮した構造設計が欠かせません。伝統的な工法ですが、現代の北海道住宅では、高断熱・高気密仕様と組み合わせてはじめて快適性が確保されます。構造計算と施工管理の質が、住み心地を左右します。



