布基礎ぬのきそ
建物の外周や主要な壁の下に、帯状(布状)に連続して設ける基礎。
解説
布基礎は、建物の壁の下に沿って連続したコンクリートを打つ基礎形式です。底盤(フーチング)で荷重を地盤に伝え、その上に立ち上がり部分を設けます。床下空間ができるため、配管の点検や修理がしやすい点が利点です。北海道では積雪荷重が大きいため、構造計算に基づく幅や配筋が重要になります。
寒冷地では凍上対策も欠かせません。凍結深度より深く基礎を設ける必要があり、地域により深さは変わります。また、床断熱にするか基礎断熱にするかで温熱環境が大きく変わります。床断熱は施工が比較的分かりやすい反面、気密処理が甘いと床下が冷えやすくなります。
一方で、ベタ基礎に比べると地盤条件の影響を受けやすい場合があります。不同沈下のリスクは地盤次第です。価格だけでなく、地盤調査結果や断熱計画と合わせて選ぶことが大切ですが、ベタ基礎を標準仕様として採用する企業も増えています。



