根切りねぎり
建物の基礎をつくるために、地盤を所定の深さまで掘り下げる工事。
解説
根切は、基礎工事の最初に行う掘削作業です。設計で決められた深さまで土を掘り、基礎コンクリートを打つためのスペースを確保します。北海道では、地面が凍結する深さ(凍結深度)より下まで基礎を設ける必要があります。そのため、本州よりも深く掘るケースが多く、工事規模や残土量も増えやすい傾向があります。
地盤の状態によっては、掘削中に地下水が出ることもあります。排水処理が不十分だと、基礎の品質に影響します。また、冬季は凍土の影響で作業効率が落ちることがあります。
根切の精度は、その後の基礎の安定性に直結します。掘り過ぎれば埋め戻しが必要になり、締固め不足は不同沈下の原因になります。見えなくなる工程ですが、地盤調査結果に基づく深さ設定と、丁寧な施工管理が、北海道の住まいでは特に重要です。



