家づくりコラム

本当に「地震に強い家」をつくるには?

構造からしっかり納得!

こんにちは、タテロウです。

日本に住む以上、切っても切り離せないのが「地震への備え」です。

住宅会社のホームページを見ると「耐震最高等級」「制振ダンパー搭載」といった言葉が並んでいますが、具体的に何がどう違うのか疑問に思うことも多いのではないでしょうか。

今回は、地震に強い家づくりの知識を整理してお届けします!

1、まず知っておきたい「耐震等級」の中身

日本の建築基準法では、地震に対する建物の強さを「耐震等級1〜3」の3段階で示しています。

●耐震等級1:建築基準法で定められた最低限の基準で数十年に一度の大地震で「倒壊・崩壊しない」レベル

●耐震等級2:等級1の1.25倍の強度避難所に指定される学校や病院と同等。長期優良住宅の必須条件。

●耐震等級3(最高等級):等級1の1.5倍の強度で、防災の拠点となる警察署や消防署と同等。

ここがポイント!「震度7に耐えられる」の意味

「耐震等級1でも倒壊しないなら十分では?」と思いがちですが、注意点があります。基準法の等級1は、「大地震が来ても、即座に潰れて家族が潰されるのを防ぐ(逃げる時間を稼ぐ)」ためのものであり、「地震の後にそのまま住み続けられる」ことを保証するものではありません。近年多発している「大きな余震が何度も続く地震」では、1回目でダメージを受けた家が2回目で倒壊するケースが報告されています。そのため、耐震等級3を目指す家づくりが増えています。

 

  1. 2、地震へのアプローチは3つある!「耐震・制振・免震」の違い

地震対策には、大きく分けて「耐震」「制振」「免震」の3つのアプローチがあります。それぞれの仕組みと特徴を整理しましょう。

① 耐震(たいしん):「固めて」耐える

柱や壁(耐力壁)を増やし、建物を頑丈に補強して「地震の力に力押しで耐える」技術です。すべての木造住宅の基本で、構造そのものを強固にします。建物が堅固な分、地面の揺れがそのまま家の中に伝わるため、2階ほど大きく揺れます。また、何度も大きな余震が来ると、柱や接合部が徐々にダメージを受けて緩んでいきます。

② 制振(せいしん):「揺れを吸収して」弱める

壁の中や柱の接合部に「オイルダンパー」や「高減衰ゴム」などの制振装置を設置し、地震の揺れエネルギーを熱などに変換して吸収する技術で、耐震と組み合わせて使われます。建物の変形を抑えるため、2回目以降の強い余震が来ても建物が痛みにくく、耐震性能を長持ちさせるサポートをしてくれます。

③ 免震(めんしん):「揺れから引き離して」逃げる

建物の基礎と土台の間に積層ゴムやベアリングなどの「免震装置」を挟み、地盤の揺れを建物に直接伝えない技術です。揺れを感じにくく、室内の家具転倒リスクが低くなります。デメリットは、装置自体のコストが非常に高額(数百万円〜)な点や、定期的なメンテナンスが必要な点などから、一般的な戸建住宅での採用は限定的です。

3.「耐震等級3」に「制振」をプラスする選択肢も

北海道の家づくりでは、強固な基礎と構造計算によって「しっかりとした耐震等級3をつくること」が地震対策のベースとなっています。その上で、「一発の大地震だけでなく、何度も来るかもしれない大きな余震まで徹底的に備えたい」「建物の揺れ幅を少しでも小さくして安心したい」という場合には、耐震等級3の構造に制振装置を組み込むという選択肢もあります。

予算や「どこまで耐震性能にこだわりたいか」に合わせて、こうした組み合わせを提案してくれる住宅会社もあります。

まとめ:数字だけでなく「構造の根拠」を確かめよう

地震対策は、大切な家族の命はもちろん、せっかく建てた我が家という大きな資産を守るためのかなめです。

TATERUBEに掲載されている住宅会社は、高い技術力で「本当に安心できる住まい」を提案する会社ばかりです。ぜひ実際の性能数値や構造へのこだわりを比べながら、信頼できる会社を選んでくださいね!

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