宮大工みやだいく
神社や寺院などの伝統建築を手がける専門の大工。
解説
宮大工は、神社や寺院といった伝統木造建築をつくる職人です。釘をほとんど使わず、木組みで構造を組み上げる高度な技術を持ちます。木の性質を読み、長い年月に耐える構造をつくる点が特長です。
北海道の住宅で宮大工が直接関わるケースは多くありませんが、木造在来工法の原点ともいえる技術が基礎になっています。寒冷地では乾燥と温度差が大きく、木の伸び縮みを見越した加工や納まりが重要です。伝統技術は耐久性の面で参考になる部分があります。
一方で、現代住宅は高断熱・高気密が前提です。伝統構法そのままでは気密確保が難しい場合もあります。デザイン性や技術への憧れだけでなく、断熱・耐震・積雪荷重への対応を含めて総合的に考えることが大切です。北海道では少ないですが宮大工をウリにした工務店もありますので、宮大工が建てた純和風住宅を検討してみるのも良いでしょう。



