北海道の家づくりデータベース
札幌エリア版(石狩・空知・後志)
2026年(令和8年)6月10日(水曜日)
道建築指導課は9月6日、南幌町みどり野きた住まいるヴィレッジで、ファミリー向けイベント「ご家族皆様で楽しめるオープンヴィレッジ」を開催した。道が普及を推進している北方型住宅ZEROなどの住宅見学会や家づくりに役立つセミナーの他、暮らしを豊かにする各種ワークショップも実施。晴天に恵まれ、多くの家族連れで賑わった。
みどり野きた住まいるヴィレッジでは、道が南幌町や道住宅供給公社、日本建築家協会道支部、道ビルダーズ協会と連携し、地域の気候や風土に合った豊かな暮らしを育むまちづくりを展開している。その一環として、地域の住民や同地区への移住を考えている人などを対象に、豊かな暮らしをコンセプトとしたイベントを企画した。
セミナーはヴィレッジ内に建築中の北方型住宅ZERO「南幌まちなかの家Ⅳ」を設計した建築家の山本亜耕氏が「コストを抑えて創る豊かな住まい」と題して家づくりをアドバイス。道が推奨する北方型住宅の特長や、高気密・高断熱住宅の専門家であるBISの資格制度などについて紹介した他、さまざまな補助金を活用して質の高い家づくりを進める資金計画のコツなども伝えた。
住宅見学会は「南幌まちなかの家Ⅳ」の建築中の現場を施工者のネオス建築(江別市)が公開。周辺の緑豊かな田園風景とゆるやかにつながる半屋外空間など、この地域ならではの家づくりの工夫についてプロの知見から見学者に説明した。
設計事務所「アトリエmomo」を主宰する建築家の櫻井百子氏は、自身で設計したヴィレッジ内の住宅を案内。いずれも現在、居住者がいる住宅で、住まい手の許可と協力を受けて実施した。ヴィレッジでの住宅取得に関心を持つ見学者たちは、実際の暮らしの様子などを住まい手に直接質問しながら豊かな田園地域での生活にイメージを膨らませていた。
ワークショップは武部建設(岩見沢市)の協力による「薪割り体験」や「かんな掛け体験」などの他、地元飲食店によるピザ作りやパン作り、専門家を講師に招いたガーデニング教室やフラワーアレンジメント教室、小物作りなど多種多彩。子ども向けのシャボン玉コーナーや駄菓子すくいコーナーも盛況で、会場には楽しそうな親子の声が途切れることなく響いていた。