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施主に後悔させない整理収納方法とは – ウィズコロナで関心高まる

施主に後悔させない整理収納方法とは – ウィズコロナで関心高まる

新型コロナによって家にいる時間が長くなると「モノ」も増えてしまった。すっきりとした暮らしがしたいのに片付かない部屋に不満が溜まっていく。そんな顧客の悩みに応えるために住宅会社ができることは? 従来の収納プランのままで本当にいいのだろうか?
コロナ禍のニーズを把握し、顧客に寄り添う収納・片付けの事例やノウハウを紹介する。

約8割が収納に困っている

コロナ禍で「モノが増えた」

日本最大級のトランクルーム検索サイトを運営するLIFUL SPACE(東京都)は昨年10月、全国の25~59歳の男女510人を対象に、「コロナ禍での収納と自宅スペース」に関するアンケート調査を行った。

コロナ前と比べて自宅にモノが増えた人は25.3%で4人に1人の割合。増えたモノの内容(複数回答)は、「日用品などのストック」が58.1%で最多。次いでおもちゃや書籍などの「子どもが使うモノ」と「家電」がそれぞれ22.5%だった。

モノが増えたことによって収納の困りごとがあるかの質問には「ある」が41.9%、「ややある」は38.0%で、約8割が収納に困っている結果となった。

コロナ禍により自宅が手狭になったと感じている人は30.4%。その理由(複数回答)に「モノが増えたから」を挙げた人は55.5%、「日用品や食料品などをストックするためのスペースを確保したから」が41.3%で続いた。

自宅が手狭になったことに対して何か対策をしたかについて、「いいえ」が72.9%で7割以上に上った。

対策した人はその方法(複数回答)として「モノを捨てた」が69.0%と最も高く、続いて「モノを売った」が45.2%だった。

コロナ禍により手狭と感じている家で不満を持ったまま過ごしている人が増えている。また改善した人の多くが「捨てる」「売る」のモノを減らすことに頼っており、住まいの根本的な解決に至っていないことが同調査で分かった。こうした収納の不満を解消することが、ウィズコロナ時代の住宅会社に求められている。

収納に着目した家が好調

大進ホームの「ラクいえ」

大進ホーム(札幌市)は、新型コロナで関心が高まる以前から、収納に着目した家づくりを提案してきた。2019年に初めて「片付く家」ブランドのモデルハウスを札幌市東区東苗穂にオープン。さらに収納の考え方を進化させ、整理収納アドバイザーが監修する「ラクいえ」ブランドを構築した。昨年8月から東区伏古でモデルハウスを公開しており、今では同社で注文住宅を建てる7割が「ラクいえ」を希望するという。


「ラクいえ」のモデルハウス

同社の星野覚一朗社長は、自身も整理収納アドバイザー1級の資格を持つ。また、社員全員に2級以上を取得させている。「収納スペースの多いことが必ずしもお客様の満足につながらない。最適な収納を提案するためには、整理収納の理論を体系的に取り入れることが必要」と話す。

「ラクいえ」は、自由設計で顧客一人ひとりの暮らしに適した収納プランを提案し、「ラクに片付いてラクに暮らせる」を実践できる住まい。

そのために契約した施主に対し、①収納カウンセリング・間取り図アドバイス②整理収納アドバイザー2級資格取得サポート③荷づくり・荷ほどきサポート――の3つのサポートを無料で行っている。

星野社長は「整理収納の仕組みが分かれば、誰もが片づけ上手になれる。ムダが無くなり、ストレスが解消される。時間やお金に余裕ができ、その分を自分のために有意義に使える」と、これからも顧客のための実践的な整理収納方法を広めていく意向だ。

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