北海道の家づくりデータベース
札幌エリア版(石狩・空知・後志)
2026年(令和8年)5月24日(日曜日)
北海道ガス(札幌市) は1月21日、札幌市内で新たに展開するスマートエネルギー事業を発表した。
大和ハウス工業(大阪市)ほか複数の事業者が共同で進める「新さっぽろ駅周辺地区I街区開発プロジェクト」において、「低炭素で災害に強い街づくり」をテーマに掲げ、先進的な地域エネルギーマネジメントシステム(CEMS)を構築する。

街区内にエネルギーセンターを建設し、天然ガスコージェネレーションを設置。域外の北ガスの電気、天然ガス、地域熱供給と連携しながら、総合的にエネルギーを供給する。災害時にも街区内のエネルギーは守られるので、居住者は在宅避難が可能になる。
AIを活用した「次世代型CEMS」は、需要予測に基づき最適運転し、実際の需要状況に応じて自動で調整する。さらに予測と実績の違いを診断し、精度を高めてエネルギーの効率化を図る。利用者からもスマートフォンでリアルタイムに室温変更要望や快適感、寒暑感に関する情報を収集。結果を元に各建物の空調機器を自動制御する。
北海道ガスは、各建物が個別にエネルギー供給を受ける場合に比べ、CO ₂排出量を35%削減できると試算。低炭素コンパクトシティのモデル事業として推進していく。
エネルギーシステム部の栗田哲也部長は、「地域のエネルギーモデルを確立し、札幌だけではなく全国へ広げていきたい」と話した。