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藤城建設 ZEH新モデルハウスをオープン – 外壁に3.3kWソーラーパネル

藤城建設 ZEH新モデルハウスをオープン – 外壁に3.3kWソーラーパネル

札幌市内の中堅工務店、藤城建設(藤城英明社長)は、戸建住宅の外壁と屋根に合わせて11kWの太陽光発電システムを搭載したフルZEH仕様の新築モデルハウスを5月19日、札幌市東区東雁来9条4丁目にオープンした。屋根に比べ積雪の影響が少ない外壁に、全体の3割のソーラーパネルを設置し、冬季の発電量を増やしたのが最大の特長。新モデルは、南西側と南東側の壁面に窓とパネルを交互に配置する近代的なデザインとなっている。

地域密着型の工務店として戸建住宅施工を手掛ける同社。新モデルはフルZEH仕様でランニングコストが抑えられる高性能住宅を、若年層でも取得しやすい価格帯を目指し、建物本体価格は2445万円(税込)に設定した。

ソーラーパネルは外壁に3.3kW、屋根に7.7kWの計11kWを搭載。これまで外壁へのソーラーパネル設置は見栄えの悪さや反射光がまぶしいといった理由から普及には向かないとされてきたが、新モデルには低反射仕様のパネルを採用。1枚あたり275W出力する部材「NANOセル」を使用し、発電量は従来品より5%アップした。

発電量と発電収入換算額は、電力プランをeタイム3プラスで試算し、年間発電量8758kW、年間収入25万9901円で、内訳は売電が20万3216円、自家消費分5万6685円。

積雪のある冬季でも一定の発電量を得られ、冬季に掛かる光熱費を最小限に抑制し、1年を通して電気代が無料となる可能性もある。国の再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT)で10年間は売電もできる見通しのため、住宅ローンの負担も軽減される。

新モデルは木造2階建、延床面積105.6㎡、間取りは4LDK、パワコン9.9kW、EV電源2ヵ所、UA値0.29W/㎡K、一次エネルギー削減率32%。外断熱工法で、窓サッシはトリプル樹脂サッシAPW430(YKK)、玄関ドアはイノベスト(同)、給湯機はエコキュート(パナソニック)、暖房はエアコンのココタス(ダイキン)、外壁材は金属系サイディングのビレクト(アイジー)を採用した。

今後の販売計画について、同社は11組の大工チームで施工し、今年度は年間120棟を目指す。このうちローコスト住宅ブランド「ゆきだるまのお家」は8割を占める方針。

藤城社長は「新モデルは『ゆきだるまのお家』の発展型。冬の北海道でも生活に必要な電力量を確保できるよう考案した。若い人にも手の届く価格帯で高性能住宅を普及させたい」と話す。今後は「ゆきだるま―」の建物本体価格768万円(税別)にプラス100万円で外壁のみにソーラーパネル3.3kWを設置した住宅の提案も検討中。「次世代に向け、前向きに実現させたい」としている。

問い合わせ先は同社。電話011(791)1000。

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