参加した2年生の後藤滉生さんは、「施工実習の模擬家屋ではやらない部分を実際に見ることができた。そこがとくに興味深かった」と話し、「見学した4ヵ所とも印象的だったが、普段の授業でも組み立てが好きなので、施工中の現場が見られて刺激になった」と感想を述べた。
昨年は同科の8人の卒業生のうち5人が大工職として採用された。職人が不足する昨今にあって貴重な人材を輩出している。後藤さんも「大工職人として就職を目指している」と話した。
丸三ホクシン建設の新築現場棟梁の黒川孝志氏は、見学に訪れた学生たちについて「これから大工になろうと頑張っている若者たちはやはりかわいい」と笑い、「今の新人育成は、会社としての教育体制も整っているし、自分自身も分からないことはすべて何回でも聞くように教えている。その方が覚えも早いし、早く戦力になってくれるほど自分も助かる」と時代に合わせた育て方の大切さを強調した。



