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「大工の卵」が建築中の現場で学ぶ

「大工の卵」が建築中の現場で学ぶ

道ビルダーズ協会と札幌技専が見学会

(一社)北海道ビルダーズ協会(武部豊樹、菊澤里志代表理事)は7月8日、道立札幌高等技術専門学院と共催で、同学院建築技術科の学生を対象とした社会見学会を開催した。2018年から毎年行われており、今回が7回目。1年生5人と2年生12人の合計17人が参加した。

丸三ホクシン建設(石狩市)と三五工務店(札幌市)の2社が見学先を提供し、学生らは石狩市内の加工作業場、モデルハウス、札幌市内と石狩市内の2ヵ所の新築工事現場を見学した。

建築中の現場では、建物の内部から足場を上がってサイディングや軒天まで、完成後は間近に見ることができない部分を熱心に見て回っていた。

参加した2年生の後藤滉生さんは、「施工実習の模擬家屋ではやらない部分を実際に見ることができた。そこがとくに興味深かった」と話し、「見学した4ヵ所とも印象的だったが、普段の授業でも組み立てが好きなので、施工中の現場が見られて刺激になった」と感想を述べた。
昨年は同科の8人の卒業生のうち5人が大工職として採用された。職人が不足する昨今にあって貴重な人材を輩出している。後藤さんも「大工職人として就職を目指している」と話した。
丸三ホクシン建設の新築現場棟梁の黒川孝志氏は、見学に訪れた学生たちについて「これから大工になろうと頑張っている若者たちはやはりかわいい」と笑い、「今の新人育成は、会社としての教育体制も整っているし、自分自身も分からないことはすべて何回でも聞くように教えている。その方が覚えも早いし、早く戦力になってくれるほど自分も助かる」と時代に合わせた育て方の大切さを強調した。

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