メディア掲載

全道住宅セミナーで石油業界PR – 機器メーカー6社が会場で展示会

全道住宅セミナーで石油業界PR – 機器メーカー6社が会場で展示会

石油連盟北海道石油システムセンターなどの主催による全道住宅セミナーが12月14日、札幌グランドホテル別館2階グランドホールで開かれた。石油機器の展示会や講演などが行われ、約100人が参加した。

石油連盟石油システム推進室の谷口純氏は、近年頻発する大規模自然災害への備えとして石油エネルギー活用の重要性を強調。同連盟をはじめとする業界の石油安定供給に向けた取組みや、全国の自治体との連携構築の推進について紹介した。

また、カーボンニュートラルに向けて、CO2フリー水素、合成燃料、カーボンリサイクルなどの技術開発を通じた業界全体としてのCO2排出量削減のビジョンについて解説。国が第6次エネルギー基本計画で示すエネルギーミックスの指標について、安定供給と安全性を大前提としたエネルギー転換を段階的に進めていく必要があると述べた。

(一社)日本ガス石油機器工業会の野澤寛氏は石油給湯器やFF式暖房機、石油ストーブなど各種機器の市場動向について説明。高効率機器の省エネ性を紹介し、リフォーム時に導入することで快適性と暖房費の削減を両立できるとPRした。セミナーの休憩時間には会場の一角で協賛石油機器メーカー6社の最新機器の展示会が開かれ、各ブースの担当者がセミナー参加者に機器の特徴を説明する姿が見られた。

セミナー後半は2人の講師による特別講演が行われ、2018年にHOUSE&HOUSE一級建築士事務所(江別市)を立ち上げた須貝日出海氏は、道内各地の地元工務店と協力し、地域産材を活用しながら進めてきた5件のプロジェクト事例を紹介。


須貝日出海氏の特別講演

十勝管内の農家の住宅や農村カフェ、空知管内の古材を使ったレストラン、札幌市内のマンションリフォームなど、それぞれ特徴のある地域の風景や暮らしに溶け込むような設計の醍醐味を語った。

丸三ホクシン建設(石狩市)の首藤一弘社長は、自社で進めてきた大工育成の取組みの概要を説明した。
大工職人の担い手不足に危機感を抱く首藤氏は、自社の大工職人を社員化し、月給制への転換と社会保険加入を進めることで、安心して働ける環境を目指してきた。

一般的なサラリーマンの基準に合わせて詳細な賃金体系を作り、変形労働時間制を活用して年間休日も確保。「安定した生活の基盤がなければ結婚して家庭を持つこともできない」と、社員の将来を考える。

その他にも新人大工の道具購入支援や、北海道ビルダーズ協会とポリテクセンター北海道の研修会を通じたスキルアップなど、「若年層が辞めない職場づくり」の具体例を示し、業界を挙げた大工育成の必要性を訴えた。

 

メディア掲載 トップページへ