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JBN・ポリテクセンター 見習い大工育成研修会

JBN・ポリテクセンター 見習い大工育成研修会

共に学ぶ仲間と最後まで

北海道職業能力開発促進センター(ポリテクセンター北海道)は4月14日、見習い大工育成研修会の初回研修を開催した。

研修会には三五工務店(札幌市)、エーステック(同)、川口建設(同)、武部建設(岩見沢市)、ブレイン(千歳市)の5社から7名の若年大工が参加した。

同研修会は(一社)JBN・全国工務店協会の大工育成プロジェクトの一環として実施。道内で同プロジェクトの普及を進める(一社)北海道ビルダーズ協会(武部豊樹代表理事)から見習い大工育成のための研修会開催の要望を受け、ポリテクセンター北海道が「JBN大工育成ガイドライン」に基づいて育成プログラムを開発した。

同研修会は、①道具の取り扱い②軸組加工③建て方内装下地④設備・断熱・気密⑤壁紙施工⑥加工演習―のプログラムを毎月2回、1年間かけて実施。実際の建築現場で使用している材料や資材、施工方法の概要説明を受けながら、現場で行われている本来の仕事内容を理解、修得する。

研修では、床・天井・屋根を含む1坪程度の洋室小屋を製作し、道具の取り扱い方や木材加工、建て方、断熱気密、ボードの収め方などを修得し、2級技能士レベルの加工技術を身につける。

武部代表理事は挨拶の中で「大工職人の技術は1000年以上も継承されている。この研修会を大工育成のモデルケースとして全国に広めていくため、仲間とともに最後まで学んでほしい」とエールを送った。若年大工を送り出した工務店経営者に対しては「社内でも育成環境を作ることが大切。彼らが成長していく姿を見守ってほしい」と求めた。

道ビルダーズ協の大工育成委員長で丸三ホクシン建設(石狩市)の首藤一弘社長は「将来、大工職人が重宝される時代が必ず来る。その時に皆さんがリーダーとなり後輩を引っ張っていく大工になってほしい」と呼びかけた。

初回はカンナの仕組みや刃の研ぎ方などを学んだ。同センターでこの育成プログラムを開発した的野博訓指導員は「この1年間で大工職人の基礎技術を身につけてほしい。研修以外でも能力開発を進めてもらいたい」と激励した。

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