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一条工務店853戸 2年連続の最多記録

《独自集計》2024年 全道の戸建注文住宅 建築確認ランキング

北海道住宅通信社は2024年に道内で建築確認を得た戸建注文住宅について、施工者別の建築確認戸数を集計し、ランキングをまとめた。最も多くの建築確認を得た施工者は一条工務店(東京都)で853戸。9年連続の首位となった。過去最多だった昨年を5戸上回り、1社が得た年間確認戸数の最多記録を2年連続で更新した。初めて上位10社にランクインしたのはアイ工務店(大阪市)。道内に初進出した前年の38戸から112戸増で一気に9位まで浮上した

施工者数が初めて1000社下回る

北海道住宅通信社は2004年から毎年、道内で建築確認を得た新築戸建注文住宅の戸数を施工者ごとに集計し、全道建築確認戸数ランキングをまとめている。
24年に道内で建築確認を得た戸建注文住宅の総戸数は7935戸(前年比7%減)で、集計開始以来の最少戸数を3年連続で更新し、初めて8000戸を割った。
24年に道内で建築確認を得た施工者は904社(同13.5%減)。これも集計開始以来最少で、初めて1000社を下回った。

■トップ3は動かず

最多の建築確認を得た施工者は一条工務店で853戸。前年を5戸(0.6%)上回り、1社が得た年間確認戸数の最多記録を2年連続で更新。9年連続でランキング首位を維持している。総確認戸数7935戸のうち、一条工務店の853戸が占める割合は10.7%(前年比0.8ポイント増)で、初めて1割を超えた。
2位はロゴスホーム(帯広市)の460戸。前年より35戸(8.2%)増加した。総確認戸数に占める割合は5.8%(同0.8ポイント増)。3位は北海道セキスイハイム(札幌市)の323戸。前年より64戸(16.5%)減少し、2年連続の3位だった。総確認戸数に占める割合は4.1%(0.4ポイント減)。トップ3の顔ぶれは5年連続、順位は2年連続同じだった。

■アイ工務店が浮上

4位はミサワホーム北海道(同)の299戸。前年比7戸(2.4%)増で、前年から一つ順位を上げた。5位は土屋ホーム(同)の282戸で、前年から6戸(2.1%)減少したが、順位は一つ上がった。
6位は豊栄建設(同)で249戸。好調だった前年から44戸(15%)の減少。二つ順位を下げた。同じロゴスホールディングス傘下のロゴスホームと合計すると709戸で、グループとしては前年から9戸(1.3%)の減少だが、総確認戸数に占める割合は8.9%(0.5ポイント増)と拡大している。
7位はジョンソンホームズ(同)の199戸。前年比20戸(11.2%)増加し、一つ順位を上げた。近年は建売住宅の伸びが目立っていたが、24年は注文、建売ともに伸ばして存在感を増している。
8位はアーキテックプランニング(同)の188戸。前年比15戸(7.4%)減少し、7位と順位が入れ替わった。2年連続の戸数減で5年ぶりに200戸を下回った。
9位はアイ工務店(大阪市)の150戸。前年の38戸から112戸(294.7%)の大幅増で、23年の道内進出から2年目(通年では1年目)にしてトップテンの顔ぶれに加わった。札幌市内の他、旭川、苫小牧、函館、帯広と営業拠点を急拡大し、縮小する本道戸建注文住宅市場の中でさらなるシェア拡大を見据える。
10位はecoaハウスで137戸。大幅に戸数を減らした前年から10戸(7.9%)増と持ち直し、3年連続でトップテン圏内を維持した。
その他、11位の住友林業が117戸で前年比11戸(10.4%)増、12位のスウェーデンハウスは113戸で同46戸(28.9%)減。上位12社までが100戸以上の確認を得た。

■10社でシェア4割

上位10社の中で前年より戸数が増えたのは一条工務店、ロゴスホーム、ミサワホーム北海道、ジョンソンホームズ、アイ工務店、ecoaハウスの6社。上位10社の顔ぶれで前年から変わったのはアイ工務店のみ。トップテンの確認戸数を合計すると3140戸で、前年のトップテンの合計より61戸(1.9%)少ないが、総確認戸数の7%減より減少率は小さい。
上位10社の合計確認戸数が総確認戸数に占める割合は39.6%で前年より2・1ポイント拡大している。道内の市場縮小が進むにつれて大手のシェアが相対的に拡大する傾向は今後も続くとみられる。

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