エンジニアリングウッドえんじにありんぐうっど
複数の木材や木質材を接着・加工して、強度や安定性を高めた人工的な木材。
解説
エンジニアリングウッドは、無垢材をそのまま使うのではなく、繊維方向を組み合わせたり、薄い板を重ねたりしてつくる木質材料です。集成材や合板、構造用パネルなどが代表例です。反りや割れが出にくく、品質が安定しやすい点が特長です。北海道のような寒冷地では、室内外の温度差が大きく、乾燥も進みやすいため、寸法変化が少ない材料は扱いやすい面があります。
一方で、接着剤を使用するため、製品によっては湿気や水分に弱いものもあります。浴室まわりや結露しやすい部位では、用途に合った等級を選ぶことが大切です。また、断熱・気密性能は材料単体で決まるものではありません。施工精度や納まりで差が出ます。価格や見た目だけでなく、使う場所と目的を明確にして選ぶことが失敗を防ぐポイントです。
同じ「木の家」でも、天然の無垢材とエンジニアリングウッドでは趣きが違います。それぞれの特性を活かした住宅づくりが大切です。



