北海道の家づくりデータベース
札幌エリア版(石狩・空知・後志)
2026年(令和8年)8月24日(月曜日)
北海道住宅通信社は2025年に道内で建築確認を得た戸建注文住宅について、施工者別の建築確認戸数を集計し、ランキングをまとめた。最も多くの建築確認を得た施工者は一条工務店(東京都)で854戸。10年連続の首位となった。1社が得た年間確認戸数の最多記録だった昨年と同数に並んだ。初めてトップ3にランクインしたのはアイ工務店(大阪市)。前年から140戸増で一気に3位まで浮上した。

北海道住宅通信社は2004年から毎年、道内で建築確認を得た新築戸建注文住宅の戸数を施工者ごとに集計し、全道建築戸数ランキングをまとめている。 25年に道内で建築確認を得た戸建注文の総戸数は7321戸(前年比7.7%減)で、集計開始以来の最少戸数を4年連続で更新し、2年連続で8000戸を割った。 21年には1万2220戸だったが、23年に初めて1万戸を割り、わずか4年間で7900戸(40.1%)の減少。コロナ禍以降急速に進んだ建築費の高騰により、過去に例がないペースで市場が縮小を続けていることが分かる。 25年に道内で建築確認を得た施工者は791社(同12.5%減)これも集計開始以来最少で、初めて800社を下回った。 21年には1411社だったが、翌22年から急激に減り始め、4年間で620戸(43.9%)の減少。確認戸数の減少以上にプレイヤー数の減少ペースが速く、縮小市場の中で戸数を維持・シェアを拡大する大手と淘汰される地場中小住宅会社の二極化がはっきりと表れている。
最多の建築確認を得た施工者は一条工務店で854戸。前年と同数で、1社が得た年間確認戸数の最多記録。10年連続でランキング首位を維持している。総確認戸数7321戸のうち、一条工務店の854戸が占める割合は11.7%(前年比1.0ポイント増)。2年連続で1割を超え、急速に縮小が進む市場の中で相対的にシェアを伸ばし続けている。 2位はロゴスホーム(帯広市)の485戸。前年度より25戸(5.4%)増加した。総確認戸数に占める割合は6.6%(同1.2ポイント増)。 3位はアイ工務店の290戸、前年の150戸から140戸(93.3%)増と大幅に伸ばし、23年の道内進出から3年目(通年では2年目)にしてトップ3の顔ぶれに加わった。トップ3の顔ぶれが入れ替わったのは6年ぶりとなる。
4位は北海道セキスイハイム(札幌市)の289戸。前年より34戸(10.5%)減少し、一つ順位を下げた。 5位は土屋ホーム(同)の273戸で、前年比9戸(3.2%)減だったが、順位は変わらず。 6位は豊栄建設(同)で253戸。前年度から4戸(1.6%)増となり、順位に動きはなかった。同じロゴスホールディングス傘下のロゴスホームと合算すると738戸で、グループとしては29戸(4.1%)の増加となり、総確認戸数に占める割合は10.1%(1.2ポイント増)と1割を超えている。 7位はミサワホーム北海道(札幌市)の243戸。前年比56戸(18.7%)減少し、順位を三つ下げた。 8位はアーキテックプランニング(同)の210戸。順位に変動はなかったものの、前年から22戸(11.7%)増加、3年ぶりに戸数を伸ばし、2年ぶりに200戸を上回った。 9位はジョンソンホームズ(同)の174戸。前年度比25戸(12.6%)の減少となり、二つ順位を下げた。 10位は住友林業で134戸。前年から17戸(14.5%)増と順位を1つ上げ、11年ぶりにトップテンに入った。 その他、11位のecoaハウスが113戸で前年比14戸(11.0%)減、12位のカワムラホーム(旭川)が112戸で前年比38戸(51.4%)増。上位12社までが100戸以上の確認を得た。
上位10社の中で前年より戸数が増えたのはロゴスホーム、アイ工務店、豊栄建設、アーキテックプランニング、住友林業の5社。上位10社の顔ぶれで前年から変わったのは住友林業のみ。トップテンの確認戸数を合計すると3205戸で、前年のトップテンの合計3270戸より65戸(2.1%)増加していることが分かった。 上位10社の合計確認戸数が総確認戸数に占める割合は43.8%で、前年より4.2ポイント拡大している。