北海道の家づくりデータベース
札幌エリア版(石狩・空知・後志)
2026年(令和8年)6月10日(水曜日)

エーアイホームズ(帯広市、岡田英樹社長)は、「炭の家」と全館空調システムの「エコブレス」を組み合わせたモデルハウスを帯広市内で公開している。
炭の家は、1階の床下および2階の床と1階の天井の間に合計1トンの炭を敷設。外気を室内に取り入れる際、この炭の層を通すことで空気中の有害物質を取り除いてきれいな空気に変える。
従来の換気方法は強制換気と自然排気の第2種換気を使った炭の家オリジナルシステムだったが、今回のモデルハウスにはエコブレスを初めて採用した。

エコブレスは、建築技術コンサルティングの、から屋(札幌市)が開発し、特許を取得したもの。1階の床下に熱源を設置して、自然対流により建物全体に空気を送って暖める。ダクトを用いず、躯体内部を利用して各部屋に熱を供給するのでメンテナンスも容易だ。
また、室内にパネルヒーターなどの暖房器具を設置しなくてすむため空間がすっきりし、家具のレイアウトがしやすくなる。
岡田社長は、「緻密な計算によって空気の流れをつくるエコブレスを採用したことで、炭を通して浄化された空気が家のすみずみに届く。炭の家の良さがさらに引き出されるようになった」と話す。
コロナ禍によって換気やウイルス除去への関心が高まっているが、「空気中のウイルスをほぼ100%除去し、花粉は約99%ブロック。黄砂やPM2・5の対策にも有効」(同社アドバイザー高田義範課長)
同モデルハウスは8月1日にオープンし、土、日、祝日限定で公開している。オープン当初は土日に30組ほどの来場があり、今も毎週5組ほどが来場している。成約も増え、11月11日には炭とエコブレスを採用した1棟目の注文住宅が完成した。
岡田社長は、「炭1トンを使った全館空調のエコブレスは当社だけと聞いている。これからも推奨していきたい」と意気込みを語った。