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竹内建設「さがすリノベーションスタジオ」オープン

「中古物件探しからリノベまで」

今年2月に創業40周年を迎えた札幌市内の中堅ビルダー、竹内建設(竹内哲也社長)は10月6日、リノベーション専門のモデルハウス「Sagasu(さがす)リノベーションスタジオ」を札幌市豊平区月寒東4条17丁目にオープンした。LIXIL(東京都)とのコラボレーション事業の一環。

築47年の戸建住宅を買い取って基礎や柱を補強し、耐震・断熱・気密などの性能を高めた。1階にリビング、キッチン、サロンスペース、2階にセミナールームやホールを設置している。(写真:関係者がスタジオのオープンを祝った)

同社によると、本社所在地(豊平区月寒東1条18丁目)の周辺約3700世帯のうち「およそ10%が当社のOB施主」(竹内社長)という。同スタジオをその中心部にある情報ステーションと位置付け、住まいに関する様々な相談に応じるほか、オープンスペースを地域住民にも開放する。

竹内建設はリノベーションについて「インスペクションを行い、省エネ、断熱・気密、耐震等の性能を長期優良住宅レベルに向上させるリフォーム」と定義。これまで200棟以上の実績を持つ。

3年前、社内組織を事業部制に改編した際、それまでのリフォーム部門をリノベーション事業部とリフォーム事業部に分離し、それぞれ独立した事業として年々売上げを伸ばしている。

「さがすリノベーション」は「中古住宅の物件探しからリノベーションまでパートナーとして相談に応じる」というLIXILのリフォーム事業の新戦略の一つ。(写真:オープンスペースは地域住民にも開放する)

LIXILは従来、同社が組織する全国561店(10月1日現在)のLIXILリフォームショップ加盟店向けに、戸建住宅で800万円以上、マンションは400万円以上のリフォーム工事を「新築二世」のブランド名で提供していたが、「リノベーションという概念が一般化するなかで、金額だけでリフォーム事業を位置付けることが難しくなった」(LIXIL)ことから、中古住宅を購入して行う大規模改修工事を「さがすリノベーション」、持家を大規模改修する工事を「ここちリノベーション」と名付け、それぞれ新たな事業展開をスタートした。

「さがす」については、竹内建設を含む全国52の加盟店を対象に今春以降、トライアル事業として展開。7~9月の実績が好調なことから、今後は全加盟店に拡大する。

リノベーション専門のモデルハウスはこれまでもあったが、打ち合わせスペースのある「スタジオ」に「さがすリノベーション」の看板を掲げるのは竹内建設が全国で初めて。

「ここち」は現在、事業戦略を模索している最中で、年明けから具体的な事業展開をスタートする。

竹内社長は「中古物件をリフォームして住みたいという若年層は確実に増えている。物件探しから資金相談、設計、リノベーションまでワンストップで対応できることをアピールするとともに、持家層のリノベーションにも力を入れたい」と話し、「ここち&さがす」をキャッチフレーズに、リノベーション事業の売上げ拡大を図っていく。

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