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2020年 札幌市の宅地開発許可

過去2番目に少ない12件

札幌市が2020年に許可した同市内の宅地開発は12件。過去最少だった前年に比べ3件増加したものの、同市に資料が残る1970年以降では前年に次いで少なかった。

12件のうち区画数が最も多かったのは拓豊開発が清田区平岡4条1丁目で宅地開発した88区画。大手ハウスメーカーなど10社が「ウィズランド平岡4条」の名称で建築条件付宅地として分譲している。
次に多かったのはスウェーデンハウスが南区藤野2条7丁目で造成中の「スウェディッシュタウン藤野2条7丁目」39区画。現在、第1期12区画を分譲している。
三愛地所が南区南沢3条2丁目で造成した「イデアルタウン南の沢ヒルズ」(32区画)も同社としては13年ぶりに30区画を超える宅地開発となった。
12件の総区画数は290区画で前年より60区画多かった。
区別では豊平区が3件、西、南、清田、厚別の4区がそれぞれ2件、中央区が1件。
20年の宅地開発は「常連」の大手ハウスメーカーやデベロッパー以外に、北王、三五工務店、竹内建設など開発実績が少ない地場ビルダーが名を連ねた。
札幌市は市街化調整区域内の宅地開発を原則として認めておらず、市街化区域を拡大しない方針。大規模な宅地造成は行われないため、同市内の宅地不足は今後も続くとみられ、大手・中堅住宅会社が得意としてきた、自社所有地を建築条件付き宅地として分譲する営業手法は、ますます難しい状況になっている。

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