北海道の家づくりデータベース
札幌エリア版(石狩・空知・後志)
2026年(令和8年)5月24日(日曜日)

竹内建設(札幌市)は12月18日、北海道初となる「カーサリンネル」のモデルハウスを札幌市豊平区月寒東3条18丁目にオープンした。
住宅をパッケージ商品として全国の工務店に提供するカーサ・プロジェクト(東京都)と、ライフスタイル雑誌「リンネル」(宝島社発行)のコラボレーションから誕生したカーサリンネル。北欧の心地よさをコンセプトに、外壁は塗り壁、内装は無垢材や漆くい、タイルなどの自然素材で仕上げている。

北欧をテーマにした「カーサリンネル」
タイル貼りの広々とした玄関土間が特徴で、子供の遊び場や趣味のスペース、ゲストとの語らいの場になる。そこからスケルトン階段と柱で仕切ったLDKを見通せる、オープンで明るい住まいだ。
基礎や構造、断熱、換気については、北海道仕様にするため竹内建設が独自に設定した。同社としては初めてのパッシブ換気システムを導入。室温などのデータを収集し、今後、注文住宅にも生かしていくという。

カーサ事業部の新保部長
同社は4月に、新規事業として「カーサ事業部」を設立。カーサ・プロジェクトと提携し、カーサリンネルを含む5つのプロダクトカーサの取り扱いを開始した。
事業部長に就任した新保善久氏は、事業の目的について「一つは新入社員の育成のため」と話す。
プロダクトカーサは、間取りやデザイン、部材を規定した「商品住宅」シリーズで、販促のためのツールもパッケージ化している。注文住宅に比べて顧客への営業や打ち合わせ、施工時の現場管理がしやすく、社員一人で引き渡しまで完結することが可能だ。
新保氏は、「私自身、新築を扱った経験はなかったが、今回のモデルハウス、そして同時進行のお客様の家を完成することができた」と話し、「研修を終えた新人が初年度でも2〜3棟手がけることができ、家づくりのノウハウが身につく」と展望する。
また、家づくりの多角化を図ることでシェア率アップの狙いも。「注文住宅が予算的に厳しいお客様にプロダクトカーサを提案できる。平家シリーズもあり、高齢の方が自宅をリフォームする代わりの建替にも薦められる」。
社内の横の連携により、会社全体で提案力の向上を目指す。