北海道の家づくりデータベース
札幌エリア版(石狩・空知・後志)
2026年(令和8年)4月7日(火曜日)

北海道職業能力開発促進センター(ポリテクセンター北海道)は4月16日と17日の2日間、令和3年度見習い大工育成研修会の初回講習を開催した。
同研修会は(一社)JBN・全国工務店協会の大工育成プロジェクトの普及を進める(一社)北海道ビルダーズ協会(武部豊樹代表理事)から見習い大工育成のための研修会立上げの要望を受け、ポリテクセンター北海道が育成プログラムを開発したもの。
4年目となる今年はプログラムの見直しを図った。育成期間は通常3年間で、これまでは1年目で基礎から実践まで行い、2年目と3年目はより高度な技術の習得を目指した。しかし専門学校などで基礎を習った若手と、まったく未経験の新人では技術や知識に差があるため、1年目は基礎、2年目と3年目に実践および高度な技術の習得とし、1年目からの参加と2年目からの参加を選択できるようにした。
初回講習には飛栄建設(札幌市)、三五工務店(同)、武部建設(岩見沢市)の3社から18〜25歳の若手大工5人が参加。カンナやのみの構造を学び、大工道具の手入れ方法を習得した。
武部氏は冒頭の挨拶で、「この研修会で同じスタートを切り、同じ境遇にいる仲間と知り合うことが大事。今後、大工として仕事をするなかで辞めたくなる時があるかもしれないが、この仲間を支えに3年間頑張ってほしい」と呼びかけた。
同研修会は3年間で2級技能士資格の取得を目指すが、レベルの高い技能を習得することにより、将来は棟梁として若手を育てる立場になることを期待する。
道ビルダーズ協会大工育成委員会の首藤一弘委員長(丸三ホクシン建設社長、石狩市)は、「より多くの工務店に参加してもらい、みんなで協働して若手大工を育てていきたい」と話す。
大工育成委員会は研修会の開催のほか、将来にわたって大工が安定した仕事を得る取組みや働く場所の改善などを進めている。
問い合わせ先は道ビルダーズ協会事務局。
電話011(215)1112。