メディア掲載

札幌でYUCACOビルダーズクラブ大会

札幌でYUCACOビルダーズクラブ大会

さらなる普及に向けてノウハウ共有

全館空調YUCACOシステムを採用する工務店の団体YUCACOビルダーズクラブは、7月16、17の両日、東北・北海道大会を開催した。初日はLIXILショールーム札幌で勉強会を行い、同会顧問で日本大理工学部准教授の井口雅登氏らが講演した。2日目は現場見学会が行われ、山下ホーム(札幌市)、リッド(同)の各現場を視察した。

1日目の勉強会は、会員約100人が参加した。冒頭、今年1月に逝去した前会長の坂本雄三氏を偲んで、黙とうが行われた。
開催のあいさつでは、東北・北海道支部の支部長を務めるリベスト(岩手県奥州市)社長の相原一徳氏が、「YUCACOを活用していく中で、メリットをエンドユーザーにどのように伝えていくかが重要」と指摘。「勉強会を通じて必要なノウハウを学び、自社での活動に生かしていただければ」と求めた。
同会会長でFHアライアンス(愛知県春日井市)社長の廣石和朗氏は、今後も引き続き会の活動が活発に行われ、YUCACOシステムがより一層展開されることに期待を込めた。

続いて、井口氏が「全館空調の必要性と省エネ評価法の最新状況」と題して講演を行った。
井口氏は、近年は寒冷地でも酷暑が進んでおり、「北海道でもエアコンの需要はより高まる」と指摘。「冷房が必要になれば全館暖房のベースがある北海道では、全館空調のYUCACOシステムは非常にマッチする」と伝えた。一方で、YUCACOシステムが現行のエネルギー評価プログラム(Webプログラム)に対応していないことに触れ、「実装に向けて検討を重ねているので、困っている点や実情を教えていただければ」と求めた。

日本住宅リフォーム産業協会(ジェルコ)理事でアルティザン建築工房取締役COOの新谷孝秀氏は「これからのYUCACOバージョン」について講演した。新谷氏はリフォーム市場が拡大していることに触れ「新築だけではなく、リフォームでもYUCACOの導入を」と話した。実際にYUCACOを取り入れたリフォーム事例を紹介し、「シミュレーションや導入後の実際の数字を見せられると、お客様にも理解してもらいやすい」と伝えた。

リベストの常務取締役で設計部長の佐々木大輔氏は、YUCACO住宅の10年後ダクト状況の点検結果を報告。数値の比較検討にあたり、居住用空間の落下細菌については基準値が存在しないため、厚生労働省通知の「洋生菓子の衛生規範について」に基づき評価した。結果、全ての測定箇所において、基準値を満たしていることを報告した。この後、各分野ごとの分科会も行われた。

メディア掲載 トップページへ